海外でできた初めての友達。

胸を躍らせながら行く海外の高校、教室に入って瞬間ぶち当たる壁は友達を作るとこだと言い切れる。

(正直授業はなんとかなる。)

僕の場合趣味はスポーツ、服、ダンスや韓国など様々だったので友達を作るのにそう苦労しない、と思っていた。

けれどここで問題があり、まず「友達と言えるライン」を超える人間がなかなか出てこないのだ。つまり話すだけ、挨拶をしてただそこで終わってしまう人が多く、周りの人は思ったより自分に話しかけてくれない。

日本だと留学生が希少なため積極的に話しかけに行くが、こちらは沢山の留学生や移民がいる為そこまで特別視はしてくれないのだ。

このことを知らず初めは中々友達を作るのに苦労した。

初めはどの人も苦労すると思う。

だがここで日本人に手を出しては留学生活が本当に意味のない間の抜けた物になってしまうので注意

僕は上手く英語が話せなかったので、初めのうちはInstagramやSnap ChatといったSNSで友達と文章で連絡を取り合うことにし、そこで親睦を深めた。この方法は割とオススメ。

もし友達ができたら迷わずに休日どこかに出かけようと誘ったほうがいい。少しでも多く友達と話す時間を設けることが英語上達への1番の近道だから。

留学生活に必要なもの、不必要な物。

カナダに来て数ヶ月が経ち、今何が活きてきてるか、また何が不必要かだったが鮮明にわかってくる。

大事なものとは完璧な文法でも多彩な語彙でもなく人に話しかける勇気だと痛烈に感じた。

ふと何かを疑問に思った時、話したこともない隣のクラスメイトに笑顔で質問できるか、と言われたら答えは否であって、誰しもが初めからオープンになって人と接することなど有りはしない、けれど日本で少しでも人に対してオープンに接するように心かげて生活するだけで海外で人に話しかけるのも楽になるのでは、と思った。

不必要なものは日本人にありがちな「正しい文法」を求めようとしてしまう姿勢。僕も最初はそうで、人に話しかける時に一々脳内で言いたいことを日本語から英語に英和翻訳し、構文していた。初めはそれが普通だ、と思っていたけれど文法など気にせず気軽に話しかけても海外の人は笑顔で教えてくれるし助けてくれる、それに気づいたのは数ヶ月経ってからであって、もっと早く気付いていればよかったと今も思う。

このブログを読んでくれてる留学生の人に伝えたいのは何かわからないものがあった時は人に聞くといいということ。海外の人は自分が思っているより優しいということ。

初めは自分とは見た目も声も言語も違うもはや別の生物に見えるような海外の子供達も自分と同じ人間なんだなって思えた時は何故か少し嬉しかった。

追記 海外ではスポーツクラブや課外活動に積極的に参加したほうがいい、あまり言葉がいらない上に友達がとても作りやすい👌🏻

留学生活1ヶ月目

カナダについた。

14時間の長いフライトを一睡もできないまま終えて、直接ホストファミリーと合流。そこから車で家まで1時間のドライブ。

まずこの1時間で海外で過ごすことの厳しさを少しだけ理解できた。

何言ってんだこの人状態。日本の高校で聞いてた綺麗なイントネーションとは違うネイティブだなって感じることのできる英語。

家について家のルールに関して説明される。8個くらいあったが2個しかわからなかったのは鮮明に覚えてる。

そのせいでのちにホストファミリーと大喧嘩を起こしホストファミリーを移行する羽目になる。

カナダ留学前。

中1の頃からなんとなく海外に憧れて留学したいなって思ってた。けど勉強なんてする気なかったし英語は苦手だった。

中2は遊んで過ごしてたから留学については何も知らなかった、でも周りの留学志望の生徒はもうみんな勉強を始めてて壁を感じてはいたけれどなんとかなると思って何もしなかった。ここで勉強してたら何か変わってたのかなって時々思うけど今更だなって思って考えるのは辞めることにしてる。

中3、まじめに留学について考え始める。

先ずは[交換留学]か[私費留学]のどちらかについて選ばなきゃいけないことを初めて知る。交換留学は試験などを受けなければいけなかったので塾に通い始めた。

海外での話聞きの練習も兼ねて文法とリスニングなどの授業を取った。

正直とてもめんどくさかったし何度もサボった。

他の人みたいにまじめに続けられなかったし親ともそれで何度も何度も喧嘩した。

何回も『留学をやめようかな』と思ったけれどやはりここで止まってはいけないな、と思い夏休みの終わりに行くことを決意。さよなら俺の華の高校生活の1/3。